みんなの大会
ハンドルネーム：ワゼカカ
カード種類：遊戯王
記事タイトル：大会を楽しむために
多くのTCGのショップ大会の中でも、かつてはその殺伐さから多くのカジュアルプレイヤーを遠ざけてきたのが「遊戯王」。今回はそんな遊戯王のショップ大会において自分が『一見ガチそうな相手とも楽しくゲームが出来たきっかけ』を書いてみます。
1.相手のスリーブが良いものならそれを褒める
入手難易度の高いスリーブや、触感の良い二重目の保護スリーブは貴重です。ブランドの財布や服を褒めるように、持ち上げすぎず自然にそれを褒めると、相手も喜んでくれます。また、こちらの知識の深さも伝えられるので一目置かれます。カードのレアリティを褒めるとこちらが卑屈な感じになる場合もあるので、カードよりもスリーブを褒めるのがオススメです。
2.相手のプレイミスを責めない
ガチプレイヤーの中でも悪人のように言われるのが、『ジャッジキル』を狙うプレイヤーです。『墓地を混ぜる』『サイドデッキを見る』等、つまらない理由でもジャッジキルとなる場面が遊戯王には多々あります。これを指摘して勝ち星を取るのは簡単ですが、それはもうゲームとは言えません。よほどマナーの悪いプレイヤーに対しては、自分もジャッジキルを狙います。しかし『マナーの悪いプレイヤー』と『ガチプレイヤー』は一見似ていますが、違う人種です。ガチそうな人が上記のような行動を取っても指摘せず、あえて放置してみてください。実はその人も礼儀正しい人で、ゲーム中に仲良くなれるかもしれません。
3.負けた時のひとこと
遊戯王には『サレンダー』という非公式のルールがあります(10年続くゲームで投了行為が非公式なのか、と思いますが…)。大会では普通に『サレで』という人が多いですし、それは最も時間のかからない合理的な投了宣言であります。しかし自分はサレンダーする際に『○○にチェーンして、サレンダーで』と言います。普通に『サレンダーで』という場合と比べて、互いに笑顔になります。割と、ウケます。これをきっかけに張りつめていた緊迫感がほぐれるという事もあるので、そこそこ信頼しているギャグ(?)です。相手のコンボが綺麗に決まって負けた時などは、コンボの芸術性を褒めることもオススメです。
以上、遊戯王のショップ大会でのコツのようなものをまとめてみました。そもそも殺伐としていたのは今は昔、今日この頃のショップ大会はカジュアル感のあふれる大会が多いです。今までショップ大会に出たことが無い方も、色々なショップを見て客層が良さそうだと思ったら、そこのお店の大会に出てみてはいかがでしょうか。
