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【みんなの説】OCG初期におけるレアカードの当てにくさ(赤とんぼ) コンテンツ

 
 
 
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みんなの説
ハンドルネーム:赤とんぼ
カード種類:遊戯王
記事タイトル:OCG初期におけるレアカードの当てにくさ

 

 最近の遊戯王カードはレアカードの単価が大分下がったように思える。
例えば、30パック入りのboxを買えば、11~12枚スーパーレア以上のカードが
手に入るように設定されている。これは、三パック買えば、一枚は当たる計算であり、
例えば、5,6パック買ったとしてレアカードが当たらなかったとしても、それはかなり
まれのケースである(サーチ済みではないと仮定して)。当たりやすくなったからと言って、
一boxで全種類のレアカードが揃うわけではないが、現在、ウルトラレア6種類の内4種類、
スーパーレア10種類のうち6種類が封入率として設定されており、表紙のモンスターや
目当てのカードを手に入れるのは、かなり金銭を要することもなく、難しいわけではない。

 上で述べたのは、30パック入りのブースターパックの例だが、その他のパック、エクストラや
spなども同様のことが言える。しかし、今から10年以上前のOCG初期(1999年~2001年ごろ)
では、こんなことはありえなかった。私は、テキスト欄がかつて攻、守と表記されていた
第二期の頃から遊戯王カードでハマり始めたが、その頃の通常ブースターパックの
レアカード封入率は一boxにつき、ウルトラレア一枚、スーパーレア1~2枚、字レアカード2~3枚?
運が良ければ、パラレルレアが同封されていた程度だったような記憶がある。

 そのため、数パック買っただけでは、なかなかウルトラレアは当てられない。
字レアが入っていただけでもラッキーだったのである。よって、当時の私にとって、パックの表紙を
飾っているモンスターは雲の上の存在だった。そんな中、ある日ファラオのしもべというパックを
6パック買い、なんとダイヤモンドドラゴンを当てることができた。本来、1/30の確率のレアカードを
1/6で手に入れられたのだから、それはもう大喜びだった。

 おそらく、私以外にも当時、遊戯王カードに夢中になっていた人なら、今では、味わえないような
開封時のドキドキ感やワクワク感、そしてレアカードが当たったときの嬉しさは共感できるのではないだろうか。
当時は、子供で何boxも簡単に買えるほどの財力はもちろんなく、レアカードが当たっても、融合カードや
儀式モンスターだった場合、デッキに採用できず、鑑賞カードになることもしばしばだったが、それでも、
キラキラ光るカードを当てることができただけで大満足だった。しかし、現在では欲しいカードを揃えるのに、
昔みたいに数万円はかからないだろうし、特定のテーマデッキを構築するにしても、数千円で済む場合が
多くなった。また、ウルトラレアカードよりもスーパーレアカードのほうが、高いレートで売買されたり、
さらには、ノーマルレアや字レアカードのほうが、それらより、希少価値を持つことも当たり前になった。
そのため、キラカードの希少性は大分薄れているように思う。

 かといって、私はあの頃はよかったとか、懐古主義を主張したいわけでもない。もちろん、
財力のない子供にとって、少ない費用で十分にプレイすることができれば、そのほうが良いし、
また、遊べる敷居が下がったことで、ユーザーの増加を促し、現在の地位を遊戯王は築けたのだと思う。
もし、仮にレアカードの封入率が当時からそのまま変わっていないのであれば、遊戯王は誰もが気軽に
遊べるカードゲームとして今日まで発展していなかったかもしれない。

 



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