みんなのカード
ハンドルネーム:荒野の男
カード種類:デュエルマスターズ
記事タイトル:真・武装薫風
薫風妖精コートニーとその周辺についての考察
コートニーの能力によって、マナ武装7の英雄サイクルを1つのデッキに共存可能にするデッキ、「武装薫風」。
コートニーはそのデッキのキーカード。
嵌まると、マナ武装の豪快な能力を駆使して戦えるが、コートニーを除去されると、デッキが機能停止してしまう欠点がある。
病み付きになる楽しさと、ジャンクデッキ化のリスクは紙一重であるが、この致命傷となる綻びを縫うカードの存在に気が付いた。
それは、「ロマノグリラ0世」。ブロッカーならざる身にて天門を悪用した暴君である。
これまで、コートニーのコンボを主軸とした構築では、
それを如何に守る工夫ができるかという点に腐心していた。
執筆者も、かつては、「ペトリアル・フレーム」や、「大長老ウェイヨウ」等のアンタッチャブル付与効果で守り続けていたが、
全体除去やマッハファイターに弱いという欠点もあり、結局「英雄」サイクルを使用する前にいなくなってっしまうことが多かった
(なお、普段ワイルド・サファリ・チャンネルを優先するため、ビックバン・フェスライブは採用した経験がない)。
ならば、いっそのこと、破壊されてもいいのではないかという懐疑を、確信に変えたのが、「ロマノグリラ0世」の登場である。
マナの工面さえできていれば、既に破壊されてしまった墓地のコートニーと、使う機会を逃してマナで泣き寝入りしている「英雄」サイクルを同時に呼び出すことが可能となる。
さらに、返しのターンにコートニーが除去されても、再び「ロマノグリラ」の攻撃時能力で蘇生が可能。
おまけにロマノグリラは、高いパワーと破壊耐性を有しており、数ターンは場に居座る。
攻撃制限による制圧力も、防御面がマナ武装系のトリガー頼みになりがちな「武装薫風」の守備の薄さを見事に補完している。
「ロマノグリラ0世」で膠着状態に持ち込み、攻撃時「凶英雄 ツミトバツ」2体(別途コートニーも)を同時に繰り出して一気に状況を覆すという逆転劇も夢ではない。
フィニッシュとしては、(無事な)コートニーと、各種「英雄」「ロマノグリラ0世」が立ち並ぶ図となり、男のロマン溢れる状況を喫することができる。
元来「武装薫風」の持ち味であった5色の力を総動員して戦うというロマンは、恵まれた3色を持つ「ロマノグリラ0世」の戦略にも通じるところがある。
コートニーの除去に悩まされているのなら、是非とも「ロマノグリラ0世」を推奨する。
