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【2/13公開MVP】星4つ寿司屋新装開店!



みんなのデッキ
ハンドルネーム:DNA
カード種類:遊戯王
記事タイトル:星4つ寿司屋新装開店!

2023年最初のパック、サイバーストームアクセスに収録された「おすすめ軍貫握り」を活用して早速軍貫デッキを作成。
見た目の通り寿司が題材のテーマであり、しゃりとネタを重ねてエクシーズ召喚して戦うデッキである。

①動かし方
②斬機の採用
③趣味枠
それぞれ解説していく。

まずは「動かし方」。
初動は赤しゃり+しゃり(いずれか苦渋の決断でも可)
赤しゃり効果でしゃりを見せてデッキのしらうおと共に特殊召喚、
2体で特務艦をX召喚しおすすめ軍貫握りをサーチ、そのまま発動。
しゃりがまだ手札にいるのでそれを見せることで軍貫をサーチできる。
ここでうにを見せるとうにをサーチできる…
と思いきやなんと“見せたXモンスターに記されていない軍貫を宣言しても良い”という
裁定のため基本的に弱い「いくら」を宣言されることになるだろう。
軍貫を知らない人はうにを宣言してくれる可能性もあるが、
いくらだとしたらしゃりを通常召喚しいくらの効果を起動して場に並べよう。

その後しゃりといくらで出すのは塊斬機ダランベルシアン。
その効果によりデッキからサーキュラーをサーチ(サーキュラーが初手にいるならダイアか方程式)。

その後サーキュラー効果でナブラをデッキから落としつつ自身を特殊召喚。
ダランベルシアン効果で自身をリリースし墓地のナブラを蘇生、
斬機が場に出たのでサーキュラーの効果で超階乗をサーチ。
ナブラ効果で斬機(どちらでも良い)をリリースしデッキからダイアを特殊召喚、
2体で魔鍵憑霊―ウェパルトゥをX召喚、
効果でダランベルシアンの素材効果で墓地に送られているしゃりを回収しておく。
そしてウェパルトゥ+特務艦で未来龍皇ホープをX召喚し超階乗をセットして展開終了。
相手ターンの任意のタイミングにて斬機超階乗を発動し3体でラプラシアンをX召喚すると
「ダイアを素材にしているため無効効果1回」+「ラプラシアン効果にて場を処理orハンデス」を狙うことができる。
また、ウェパルトゥでしゃりを回収しているため次の自分のターンには再びおすすめ軍貫握りを使用することができる。
今回のデッキはフリー対戦用として制作したため各種手札誘発カードは入っていないが、
特殊召喚を多用する性質上増殖するGを使われるとおしまいである。

そのため止まりどころとしてバクースカや深淵に潜む者など
強力なランク4モンスターの採用も行っている。
これらのカードもあまり使いたくないと言う人はEXをもっと軍貫に寄せたり他のランク4に変えたり、
特にXモンスターの縛りがつくわけではないためリンクモンスターを入れても良いだろう。

次は「斬機の採用」について。
斬機サーキュラー、ナブラ、超階乗を1枚ずつ、ダイアを2枚、EXデッキにラプラシアンとダランベルシアン。
前述の通り斬機は最初の展開において重要な役割を持つ。
ダランベルシアンの効果で特殊召喚するのは手札、墓地からなのでナブラを素引きしている場合は手札から出せば問題ないが
ナブラの効果はデッキからのためダイアを引いてしまうと成立しない。

そのため2枚の採用としている。
また、1枚引いていたとしても召喚権を使うことで墓地の斬機を蘇生しランク4のX召喚を狙うことができる。
斬機で出しやすい他のモンスターというとシグマが思い当たる。
確かにEXゾーンを使わないため一見使い勝手が良いように感じるがサイバース族の縛りがついてしまう。
メイン、EXデッキ共に斬機以外にサイバース族は入っていないため使うのは控えたい。
基本的にダイアラプラシアンは使い切りとしている。
ただ貪欲な壺を使用することで斬機を1枚ずつデッキに戻し再展開を狙うことも可能だ。
超階乗を使用しての相手ターンの妨害こそないものの、
方程式を併用することで3体の斬機を用意しラプラシアンをX召喚できる。
あまり現実的ではないが軍貫たちはきまぐれ軍貫握りにてデッキに戻せるためこのプランも一つの道筋として提示しておきたい。

ちなみに寿司屋のレジカウンターで計算が必要だから斬機も必要と言われた。天才か。

さて、ここから私の個人的イチオシポイント「趣味枠」となる。
フリー対戦用なので自分のやりたいことをやるだけのカードたちだ。
まずは「教導」の2種。
「教導の聖女エクレシア」は公式からの設定資料によると
“ごはんはたくさんたべるタイプ”とのことだ。
ということは寿司もたくさん食べてくれることだろう。
軍貫のXモンスターたちの展開を終え最後に添えることでエクレシアが来店する。
効果でフルルドリスをサーチすることで遅れて到着する様も演出できる…というのを想像しながら採用した。
もちろんただ趣味に振り切ったわけではなく、
「軍貫の性質上EXから出たモンスター=Xモンスターが出やすい」ので
最後に添えることでフルルドリスの1妨害が増えることとなる。
さらに何かしらの効果でこちらの軍貫展開が止められたとした場合も出しやすいレベル4モンスターとして使うことも十分に可能だ。
サーチ効果を使うとEX封じがかかってしまうので素材に使いたい場合はフルルドリスは諦めよう。

エクレシアでサーチする候補として「ドラグマパニッシュメント」もあるが、
今回EXデッキがカツカツなのでパニッシュメントで墓地に送るカードが用意しにくいことに加え
メインデッキが貧弱なためEX縛りが実質ターンスキップと同位になってしまうため採用していない。

続いて「地獄の暴走召喚」。
こちらは赤しゃりの軍貫を使った大量展開だ。
赤しゃりの軍貫の効果で自身を特殊召喚し、
その後の効果をあえて放棄することで発動できる。
赤しゃりは攻撃力1500以下のモンスターであるため同名モンスターを可能な限り出すことができるが、
カード名をしゃりとして扱うためデッキからしゃりと赤しゃりを最大4体も出すことができる。
赤しゃりの効果を放棄しないとタイミングを逃してしまう点は注意したいが、
レベル4のモンスターが5体もいればエクシーズし放題である。
しゃりだけになってしまうが各軍貫は1ドローを行える上に手札に他のネタ軍貫がいれば展開に繋げられる。
正直だいぶお遊び寄りのカードではあるものの楽しさ重視のため個人的には入れておきたいカードである。
なんならいくら、しらうおの2種は自身の効果で特殊召喚できるため合わせて使うことで同名を展開できるため案外使う機会はあるカードだ。
相手に塩を送ってしまわぬよう注意しつつ発動したい。

最後に「インヴェルズローチ」。
こちらは汎用ランク4モンスターであり、高レベルモンスターの特殊召喚を2回まで無効にできるカードである。
このカードを入れた理由としては強力な効果を持っているから…でもあるが最大の理由は“ゴ○ブリだから”である。
寿司たちが重なり突然食品衛生法に反していく様はフリー対戦で盛り上がること間違いなしである…と私は思っている。
実際に新弾発売日に参加したフリー対戦会にてこのカードを出し大いに盛り上がった。
効果が強力な上にエンタメにも役立つイチオシカードである。

他にも採用したかったが今回は見送ったカードたちもついでに紹介しよう。
「妖精伝姫―カグヤ」と「炎王炎環」だ。

カグヤはおすすめ軍貫握りが発表当初の裁定予想ではこちらが見せたXモンスターに記された軍貫がサーチできるものと思っており、
うにをサーチすることで召喚権が必要なくなり召喚権が余るため
「メイン、EXデッキを圧迫せず」、「単体で機能し」、「ランク4の素材にもなれる」
相性の良いカードとして投入を検討していたがいざ蓋を開けると残念すぎる裁定となってしまったため一旦月の都に帰っていただいたカードである。
だがうにが手札にいれば召喚権が余るのは変わらないため割り切って入れてしまうのもアリだとは思う。

炎王炎環は自分の炎属性モンスターを破壊し墓地の炎属性モンスターを蘇生する速攻魔法。
軍貫Xモンスター、特に特務艦はしゃりとしらうおでドロー&サーチを行う。
これを向こうにされると非常に困ることになるため対象を取る無効効果をこれで回避するという目的…だけではなく、
これもエンタメになるが「墓地から寿司を回収し再提供する」というこれまた法に反するムーブがしたいがために採用を考えたカードだ。

さすがにデッキ枚数が膨らみすぎてしまったため入れずにいたが悪くないカードではあるため余裕があれば投入しよう。

あとは手札があればその分しゃりやネタ、
おすすめを引き込めるためまたしても食品衛生法的にいかがなものかとは思うが増殖するG、
逆に相手のGを食べてくれる灰流うららや指差し確認してくれる墓穴の指名者、
殺処分してくれる抹殺の指名者なども少しガチ寄りであれば採用したい。
また、召喚権を使わずに出せるレベル4モンスターも適時投入することで
さらに展開を加速させることはできるものの個人的にこれ以上出しやすいレベル4を入れてしまうと
軍貫が抜けていってしまうと考えこの構築へと至った。

ちなみにスリーブはメインデッキは炎、
EXデッキは水をモチーフとしたものにしており炎属性水族の軍貫に合わせたものとしている。

未来龍皇ホープは初期の軍貫時代より活躍してきたモンスターであるため実質大将である。
未来大将ホープを召喚と言うと盛り上がったりするので羞恥心がなければぜひ試していただきたい。


この見た目や効果のインパクトから初登場のパック、ドーンオブマジェスティから注目されてきた軍貫デッキ。
当初はいくらしかないというとんでもない店だったものが新弾のたびに
しらうおやうに、赤しゃりと徐々に有用な新規カードが実装されてきた。
そしてこれらはいずれも最初に登場した際にカードイラストに書かれていたカードたちだ。
そして今回もおすすめ軍貫握りに書かれているネタとして
なっとうやコーン、うずらなどの新規が期待できる。

まだきまぐれ軍貫握りに書いてある貝柱が来ていないためそちらが先の可能性が高いが
いずれにしても新規が確定しているのは嬉しいことである。
だがおすすめ軍貫握りが不発になる可能性も高まるため増えてほしいが増えてほしくない不思議なテーマとなってしまった軍貫。
おすすめ軍貫握りの最低な裁定のせいで当初考えていた
「余った召喚権を他のカードに使う」というプランが潰えてしまったのはつらいところだが、
それでも初手からうにを持っていた場合は召喚権を使わずに展開できるため今後の研究が楽しみなテーマでもある。
環境ではやはり通用しないレベルの強さではあるがなにより使っていて
エンタメ性があり非常に楽しいテーマであるため楽しいデュエルをしたい決闘者は
これを機にぜひ大将へとジョブチェンジしてみてほしい。

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